運輸安全委員会は11月24日に、2015年4月に広島空港で発生したアシアナ航空機(韓国)の着陸失敗事故の原因を、機長の着陸やり直し判断が遅れたためとする報告書を公開した。

報告書を読むまでもなく、当時の状況を見れば「機長の判断ミス」なのは普通に分かる。しかし朝日新聞とテレ朝は、どうしても韓国機長のミスを認めたくないために、原因を天候と広島空港のせいにし続けた。
(「朝日新聞・テレ朝のアシアナ航空機事故の報道が酷い!」参照)

「霧が出ていて視界不良だった」はいいとして、「管制官が(計器着陸装置のない)東側から侵入させた」と、広島空港管制官の責任と言わんばかり報道をいきなり行った。

さらには
「(広島空港は)季節によって霧や雲に覆われることが多い」
「広島空港は標高300m超の高台にあり、霧が発生しやす空港」
「管制官がいる空港では、日本一標高が高い」
など、広島空港の問題点(?)ばかりを指摘し続けた。

あげくにはWEBRONZAを使い、A320(飛行機)の問題もあるかのような記事まで。

問題の本質(機長のミス)から意図的に目を逸らそうとする記事は、航空機事故を無くすためには百害あって一利なしであることは明白だ。

今回、運輸安全委員会の報告書が出たことを受け、朝日新聞は「視界不良でも着陸継続 広島のアシアナ機事故 運輸安全委」の見出しで淡々と報じているが、他に何か言うことはないのか?

2015年当時の自分たちの報道が、韓国を庇うあまり意図的に読者・視聴者に本質隠しの報道をしたことを、恥ずかしいと思わないのか?

朝日新聞が紙面でよく使う言葉に「自浄作用」がある。他社他人には良く使うが、自分たちには適用されない言葉。本当にクズ新聞だ!!