安倍首相は11月16日に首相官邸で開いた働き方改革実現会議で、来年の春季労使交渉について「今年並みの水準の賃上げを期待している」と述べた。

安倍首相
首相は「4年連続のベースアップの実施」と、来春に原油高による消費者物価の上昇が見込めることから「期待物価上昇率を勘案した賃上げ」を要望。さらに「中小企業の賃上げの環境整備のため下請けなど取引条件の改善に取り組んでほしい」と経済界に要請した。

アベノミクスの効果を上げるためにも賃上げは必須であり、首相自らが毎年経済界に要請しているものだ。

本来なら労働組合がしっかり取り組まなければいけないことだが、当の労組は何をしているのか? なんてことはない。韓国で朴槿恵退陣要求デモで気勢を上げている。

JR労連
動労
全学連
JR総連、JR東労組や各地の動労の幟がはためくソウルの街。お仲間の全学連も。全学連の幟には「成田軍事空港粉砕! 三里塚闘争勝利!」の文字が。未だこんなこと言ってるのか・・・。

デモがあるところに姿を現す極左労組。労働者の働き方を良くすることや賃上げなどよりも、自分たちの主張を訴えることの方が重要みたいだ。相変わらず真っ赤なイデオロギーを一生懸命韓国で叫んでいる(笑)。

そう言えば、こういう連中が多数参加していた国会前デモを、「市民」が声をあげていると報じていた新聞があったな(爆)。

これらの労組は、特別にイデオロギー闘争が好きな所だとの意見もあるかもしれないが、JR総連は連合に加盟しているし、民進党から国会議員も出している。

首相自らが経済界に賃上げをお願いしている時に、肝心の労組が韓国まで行って気勢を上げている姿をみると、労組の在り方が問われていると感じるのはオレだけか?