朝日新聞が米国新大統領に決まったトランプの言動を社説で批判したのは10月23日。
(「お前が言うな! 朝日新聞!!」参照)
「トランプ氏 民主主義損なう暴言だ」と題し、トランプが「選挙結果を受け入れるか」との質問に明言を避けた後に「受け入れる」と語ったが、「自分が勝てば」としたことに対して「米国の民主主義のありようが問われかねない事態だ」と大批判。
まあ、民主主義の根幹である選挙結果への発言としては、批判されても仕方ないので、朝日新聞が大きく間違っている訳ではない。ただし、朝日新聞が日本国内の民主主義を否定する記事を書きまくっているのは、過去に幾度となくブログに書いたが。
ところが、現在米国の一部で発生している「反トランプデモ」に対し、民主主義を損なうとの論調を朝日新聞はしない。現在のデモなどは「選挙結果を受け入れない人々」が起こしているのに。なぜ???
社説で選挙結果を受け入れないのは「民主主義を損なう」と正論を書いたのだから、デモを批判しないとおかしい。それなのに、朝日新聞はカリフォルニア州を独立させようという呼びかけが広まっているなど、喜々として伝える。これこそ、選挙結果を受け入れない反民主主義の典型ではないか。
しかも、トランプ大統領を受け入れるが84%(米ギャラップ社)に達している現実を無視し、全米で反トランプデモが吹き荒れているかのように報じている。
そればかりか、デモが暴動にまで発展したケースもあるなどと恥ずかしげもなく書いている。こんなのは、デモに便乗した一部人々が起こしていることで、大統領選結果とは何の関係もないことを朝日新聞は知っているにもかかわらずだ。
朝日新聞がトランプ嫌い、ヒラリー大好きだからと言って、その時々でのご都合主義記事。ご都合主義は朝日新聞の十八番だけれども、最低限自分の言ったこと(社説)に責任を持て! と言いたい。
だから朝日新聞はクズ新聞といわれる。
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