最近の朝日新聞の社説は面白い。もちろん、面白いは皮肉であるけど。
特に凄かったのは9月16日の社説だ。
「民進党 蓮舫氏のもと結束を」
「甘利氏の説明 不誠実な態度に驚く」
蓮舫の件では、二重国籍は問題ないという立場をとっている朝日新聞。朝日新聞には在日記者がごまんといるので、日本の新聞じゃないしね。それよりも、その場しのぎの説明で逃げ、しかもそれが二転三転したことをまったく批判しないのはどういうことだろうか?
これは政治家、しかも野党第一党の党首、首相にもなり得る立場の人間として、普通の感覚では受け入れがたいものだ。そんな人間を党首に選んだ政党にしか期待できない朝日新聞。社説の中では、どうやら民進党と共産党の連立まで望んでいるのが見え見え。ここまで極左精神を出されると、一般国民は思いっきり引いてしまう。
甘利氏の件では、朝日新聞が納得しようがしまいがどうでもいい。国民がどう判断するかでしかない。
また、甘利氏が公務員制度改革の担当大臣を歴任したことを引き合いに、不祥事を起こした企業や役所がこのような会見と報告で幕を引こうとしたとき、それで良しとしただろうか?って、お前が言うな! 慰安婦問題捏造に関して、あんなもの(身内第三者委員会)で幕を引いた朝日新聞が、どの口を開けて言うのか。呆れて呆れて・・・。
どころで、社説の中で「政治的・道義的責任」について甘利氏を口汚く批判しているが、甘利氏の本人も秘書も不起訴になっている。では、なぜ蓮舫の二重国籍問題では「政治的・道義的責任」について批判しないのか?
片や不起訴でも「政治的・道義的責任」はあるとし、片や「蓮舫頑張れ」って・・・。同じ日の社説2本で、こうも矛盾したことを言われると笑う以外にはない。
それに甘利氏関連の社説の中で、「国民を愚弄したふるまい」と書いているが、朝日新聞が国民の代表のごとく書くのはやめろ!と言いたい。そういう「傲慢さ」には、我慢ならない。
朝日新聞の読者は、こんなレベルの低い矛盾した社説を読まされて何も感じないのだろうか? 「そうだ、そうだ! 甘利は酷い。蓮舫頑張れ」なんて思っているとしたら薄ら寒いわ。
今回、甘利氏のことを口汚く批判しているが、そう言えば民進党の山尾志桜里の件はどうした? 説明責任を追及しないのか? 政治的・道義的責任は追及しないのか? いまだにダンマリなんだけど。
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