朝日新聞は甘利明衆院議員の「口利き問題」に関して、社説まで使って批判している。刑事罰的には本人も秘書も不起訴になっているけど。(8月18日社説「甘利氏の責任 速やかな説明を求める」)

政治家の諸問題(特に不祥事がらみ)を批判するのはかまわない。不起訴になろうが、政治家の道義的責任は別だと言うなら、それもいい。しかし、同じ不祥事(というか疑惑と言うか)議員を取捨選択するのはおかしいのではないか?

民進党・山尾志桜里の諸問題に対して、ダンマリなのはなぜ?ガソリン代の問題は「秘書が秘書が」、政治資金規正法違反、選挙区内への寄付行為などには「ミスです」と言っただけ。「調査結果を報告する」と言ったきり、本人はすっとぼけている。

こんな議員を批判しないのは、一押しの民進党だからだろうが、そんなことでいいのか? 朝日新聞よ。

疑惑や犯罪性の軽重はあるだろうが、山尾をまったく批判しない姿勢は異常としか言えない。こういうことをやっているから朝日新聞はまったく信用されない。

まあ、朝日新聞が信用されないのはこの件だけが原因では、もちろんないけどね。