体操男子種目別の跳馬で、白井健三が銅メダルを獲得した。


団体戦では使わなかった新技「伸身ユルチェンコ3回半ひねり」を繰り出し見事な銅メダル。特に1回目の新技は15.833点の全体トップをマークした。新技は「シライ2」と命名されることは確実だ。
前日の種目別の床では、ラインオーバの減点を恐れるあまり、跳躍が小さくなり、ミスの連鎖を招いた。それを踏まえ「開き直り」(本人談)で成功させた。
練習を含めてライン内に着地を収めたことが一度もなかった「シライ2」を本番で決めてしまうところが、恐るべし19歳。
記者会見では「強い意志を持って行動することが大事。どんなに厳しい状況であってもとりあえずやってみること。失敗覚悟でやることが成功に結びつく」
19歳のありがたいお言葉。心に刻もう。
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