男子テニスシングルス3位決定戦で錦織圭がナダルに勝って銅メダルを獲得した。テニスのメダルは、1920年アントワープ五輪で熊谷一弥が銀メダルを2つ獲得して以来、96年ぶりの快挙となった。

錦織圭 (1)
錦織圭 (2)
錦織は第1セットを6-2で奪い、第2セットも5-2とリードしたが、そこからナダルの逆襲を許しタイブレークで失った。普通なら負けパターンだが、第3セットは6-3で押し切った。

ナダルはダブルスにも出場(金メダル)しており、体力的には錦織の方が有利だったと言える。とは言え、過去1度しか勝ったことのないナダルに勝利しての銅メダルには大きな価値がある。

第2セット後のトイレ休憩で、錦織がなかなか戻らず観客からブーイングがとんだが、トイレが遠かったというのが理由らしい。