柔道男子90kg級でベイカー茉秋、女子70kg級で田知本遥がそろって金メダルを獲得した。


ベイカーは初戦から準決勝までの4試合すべてを一本勝ちし、決勝でも有効による優勢勝ちし、金メダルを獲得した。今の階級で行われるようになった2000年のシドニー大会以降、日本選手が男子90kg級で金メダルを獲得するのは今回が初めて。
それだけ外国選手の層が厚いクラスだが、ベイカーは今大会日本勢ではただ1人の第1シードだった。その重圧を跳ね返しての金メダルだ。


田知本はノーシードながら2回戦で第1シードのオランダ選手を破るなど勝ち上がり、決勝でコロンビアの選手に1本勝ちした。前回ロンドンでは試合中のケガもあり7位に終わっていたが、見事その雪辱を果たし、今大会女子柔道で初の金メダルとなった。
ところで、2回戦の第1シート・ポーリング(オランダ)戦を観たが、お互いしっかり組んでの技の攻防は見ごたえがあった。これぞ柔道と思った。相手のポーリングも素晴らしかった。
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