体操個人総合で内村航平は、最終の鉄棒でウクライナの選手をが逆転、2連覇を達成した。

内村航平 (1)
内村航平 (2)
内村は予選1位のオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)と首位を争った。ゆかを1位でスタート。あん馬も1位を保ったが、つり輪でベルニャエフに逆転された。跳馬、平行棒を終えて0.901点差をつけられたが、最後の鉄棒で逆転。差は0.099点の僅差だった。

これで2009年の世界選手権以来、個人総合では実に8年間も負けていないことになる。凄すぎる!

試合後のメダリスト会見で、記者から内村に「あなたは審判に好かれているんじゃないですか?」と、皮肉めいた質問がとんだ時、ベルニャエフが「スコアに対してはフェアで神聖なもの。内村はキャリアの中でいつも高い得点と取っている。それは無駄な質問だ」と即座に割って入ったことは、日本でも称賛を浴びている。

内村とベルニャエフ
「世界の内村」は、世界中の体操選手のあこがれであり目標であることがはっきりしたわけだ。