柔道は2日間で男子60kg級・高藤直寿、66kg級・海老沼匡、女子48kg級・近藤亜美、52kg級・中村美里の4選手が、全員銅メダルを獲得した。

近藤亜美 (1)
近藤亜美 (2)
高藤直寿 (1)
高藤直寿 (2)
海老沼と中村中村美里
海老沼匡
オリンピックの舞台での銅メダル。大変すばらしいことと思う。さらに、みな僅差の銅メダルで、「たられば」を言ってはいけないが、金メダルと紙一重だったと思う。

しかし逆に考えると、これが柔道の現状である。軽量級で、だれ一人として決勝に進出できなかった。世界に普及し、「柔道」から「JYUDO」に変質し、武道ではなくスポーツになった。(これが悪いと言ってるわけではない)

世界的なスポーツとなった今、それでも日本が最強国でいるのは並大抵のことではない。だから4選手の健闘は称えられていいと思う。連盟は相変わらず「金じゃなければメダルではない」とか、考えているのかな?

とは言え、ちょっと物足りなさを感じる自分もいる。あぁ自己矛盾。