相模原市の障害者施設での事件で神奈川県警が、ご遺族・ご家族の意向により被害者の実名を公表していないことに、メディア関係から批判が挙がっている。
「朝日新聞・渡辺志帆の身勝手ない言い分」
「共同通信・澤康臣は本質を理解していない!」
しかし、これらはまったくナンセンスな言い分である。自分たち(報道する側)の勝手な都合しか念頭になく、まことに身勝手な言い分に終始している。
さらには識者といわれる大学教授にも、同レベルな連中がいる。まあ、一部とは思うけど・・・。
立命館大・長瀬修特別招聘教授。
「重要なのは被害者一人一人がどう生きてきたかを知って、社会が悲しみや怒りを共有すること」
立教大・服部孝章名誉教授。
「実名の開示は、どんな人物だったのか、どんなことが起こったのかを検証するのに必要だ」
なぜ匿名だと悲しみや怒りが共有できないのか? なぜ匿名だと事件の検証ができないのか? まったく分からない!
また、服部のコメントは被害者でなく、犯人についてのコメントかと見間違うほどだ。犯人が精神異常などで匿名になるケースがあるが、そういう時こそこのコメントを出せと言いたい。オレは今回の匿名公表に関して、まったく違和感はない。
また、長瀬修は
「名前を公表せず、19人の人間を記号化している」
とも言っている。
「男性30歳」とか「少年A19歳」なんて表記はよくあることだ。事情はいろいろあるが、名前を出さない(出せない)場合、みんな記号だと言うのか?
ご遺族・ご家族の意向があれば、障害者だろうが健常者だろうが、こういう表記になるだろう。あくまで主は、被害者側(被取材者側)の意向がすべてである。
大学教授なんて肩書があるからコメントを求められるだけな連中風情が、何を勘違いしてるんだ?
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