本記事内には映画「猿の惑星」に関して、未視聴の場合知ってしまうとおもしろさを損なう「ネタバレ」内容を含んでいます。有名な作品だが、未視聴の人もいるかもしれないので、一応ご注意を。
「猿の惑星」のBDを借りてきた。
「猿の惑星」は昭和43年(1968年)公開のSFアドベンチャーもの。当然、TVで放送されたのを何回か観たのと、DVDでも観ている。何回も観ているのに、また借りたということ。
制作から50年近く経っているが、猿の特殊メイクは素晴らしいできだ。
ところが、記憶にある日本語の吹き替えセリフが少し違う。BDが発売されたのは平成26年(2014年)らしいので、現在では不適切とされた言葉が変わっているようだ。
猿の惑星と言えば、「衝撃」のラストシーン。米ソ冷戦下、核戦争で人類は死滅したイメージかな。確かに節々に「反戦」を思わせるセリフが出てくる。
ところで、ラストのテイラー(チャールトン・ヘストン)のセリフがいまいちになってた(日本語吹き替え)。「なんだこりゃ」って言うくらいダサくなってる。「go to hell」を「地獄に堕ちろ」ってセリフにしちゃダメな時代なんだね。
まあ、ストーリーは面白いと思うが、突っ込みどころもいっぱいある(笑)。人間を下等動物として見ており、しかも毛嫌いしているのに、なぜ人間狩りでケガをした人間を手術してまで治療するのか? とか。(輸血までしてくれる)
ちなみに「猿の惑星」は邦題で、正式は「PLANET OF THE APES」。APEであって、決してMONKEYではない。APEって一般的には類人猿とか猩々とか訳されると思う。
厳密に言えば、「猿の惑星」に「猿」は一匹も出て来ない。とは言え、「類人猿の惑星」とか「猩々の惑星」ではしっくりこないけどね。
続編が作られたけど、どんどんつまらなくなっていった(という記憶)。あと4作もあるので、気が向いたら観てみよう。
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