参院選の開票番組を観ていたら、なぜか「小泉進次郎特集」。チャンネルを隣にしても小泉進次郎、その隣も小泉進次郎。

後で調べたら、20時12分から37分までの間に、東京キー局の5局すべてが「小泉進次郎」特集をやっていたらしい。さらには、20時22分から24分は内4局が同時に流していたらしい。どこのチャンネルにしても小泉進次郎だった理由が分かった。

しかし、開票速報番組でなぜ?

20時に各局一斉に出口調査による議席予測を出し、それにちょこっと解説を加えると、あとは実際の開票が進むまでやることがないからだ。そこで人気者の小泉進次郎を使った特集を流し、何とか視聴者を確保したかったから、ということだろう。

あまりにも安直な発想で、笑ってしまう。

開票速報は各局変わり映えせず、どこを観るという明確は意思は視聴者にはない(多分)。高齢者はNHKというのがあるかもしれないが。結果的には安定のNHKに次いだのは、池上彰のテレ東だった。(池上彰の各党首や首脳への質問が鋭いと評判らしい)

オレは番組冒頭の出口調査結果による議席予想を各局はしごし、その後つまんない小泉進次郎特集が始まったので、早々に開票速報番組を観るのをやめ、録画しておいたちびまる子ちゃんなどを観ていた。

開票速報を再度観はじめたのは、深夜0時ころからだ。激戦区の結果がぼちぼり分かり始めるので、これで充分だった。

各局のコメンテーター(ニュースキャスターや解説員、有識者など)がしたり顔でつまらないことを言っているのを観る気はまったくない。また、当選者のバンザイや事務所風景みたいのも同様。

オレが観たいのは数字のみだから。