TVを観ていたら「都道府県別 魅力度ランキング」で、三重県が2014年:32位から2015年:27位に上昇したと言っていた。

群馬県はいつも下位だがどうしたかな? と思い、調べてみたら45位だった。2014年が46位だからひとつ上昇していた。喜んでいいのか微妙・・・。下を見れば佐賀県と最下位常連の茨城県のみ。

群馬県の過去5年のランキングを見ると
2015年 45位
2014年 46位
2013年 44位
2012年 47位(最下位)
2011年 44位

ちなみに、茨城県は群馬県が最下位の2012年の46位以外は、すべて最下位。どうしてなのかよく分かんないけど。そんなに魅力ないかなぁ~。

ぐんま・すき焼きアクション (1)
それはさておき、群馬県もイメージ向上を考えているようで、その内容が「ぐんま・すき焼きアクション」だそうだ(笑)。
すき焼きの具材である、牛肉・こんにゃく・ネギ・生シイタケ・しゅんぎくなど、すき焼きに必要な食材を県産でそろえられる「すき焼き自給率100%」だからだと。

まあ、確かに「上州和牛」は認知度が上がっているし、「下仁田ネギ」や「こんにゃく」は名産といわれている。でも、群馬県民ですら「すき焼き」?って感じだけど・・・。

全然知らなかったんだけど、群馬県は去年から11月29日を「ぐんま・すき焼きの日」に制定していた。11月29日と言えば「いい肉の日」のイメージだが、それに便乗した?

群馬県のHPを見ると、「ぐんま・すき焼きの日」制定に伴う関連事業として、
【「ぐんまのすき焼き」の確立】
 (1)「すき焼きアクションミーティング」の開催 
 (2)「すき焼き」を提供する旅館、飲食店等の情報発信
 (3)老舗すき焼き店とのタイアップイベントの開催
 (4)「すき焼きの日制定記念キャンペーン」の実施
 (5)「すき焼きマップ」の作成
【県民運動として取組の広がりをつくる】
 (1)「ぐんま すき焼きコンテスト」の実施
 (2)「我が家のすき焼き自慢」の実施
とある。いかにも役人が机上で考えたって感じの施策が並ぶ。でもこれらって全国に発信するというより、身内での認知度を上げるレベルでしかないと思うが・・・。

ぐんま・すき焼きアクション (2)
群馬県がいろいろ試みるのはいいとは思うが、「群馬県のすき焼き」の特長って何?? ただ具材が県産でまかなえるってだけだと、何の魅力もないと思うけど。

日本全国にある「すき焼き」の中で、いかに「群馬県のすき焼き」の特色を出していくのか? これがすべてだと思う。身内(県内)で盛り上がってお終い! というパターンになりそうな予感が。それ以前に、身内(県内)でも盛り上がるか? という大きな疑問が・・・。

オレ自身はというと、すき焼き食ってないなぁ~。前回いつ食べたかの記憶すらない。オレは「すき焼き」より「焼肉」の方が好きだ!