4月から警視庁がパトカーにフェアレディ―Zを導入した。それも「NISMO」がチューンした高性能版。
最近はクルマの高性能化が進んでいるので、こういうのでないと逃げられることも多いからなのか? でも高そうだな。税金だろう。パトカーはクラウン(トヨタ)やセドグロ(セドリック、グロリア)、スカイライン(いずれも日産)が多いことを考えれば、今でも高性能車だと思うけど。
まあ、フェアレディ―Zのパトカーは意外と昔からある。昭和47年(1972年)には神奈川県警で既に導入されている。
栃木県警でも「NISUMO」仕様のZパトカーがある。これは355馬力だという。
栃木県警は、地元にホンダの技術研究所などがあるからだと思うが、高級スポーツカーNSXのパトカーもあった(ホンダからの寄贈)。普通に買えば1000万円以上したと思う。でも、NSXの初代パトカーは未熟な警官ドライバーが事故って廃車になったらしい。
フォードのムスタングパトカーも昭和48年(1973年)にあった。恐るべし、栃木県警!
日本でまだスポーツカーが売れていた時代には、様々な高性能スポーツカーパトカーがあった。
奈良県警の三菱GTO。
群馬県警のマツダRX-7
埼玉県警のスバルインプレッサ。
パトカーが高性能化していくのは違反やその後の逃亡に対する抑止力を狙っているのだろうか? 高速隊がメインとは思うが、アメリカみたいなカーチェイスはあんまりないと思うけど・・・。
だいたい取締りのための取締りをやっているのが現状だし、点数稼ぎがメインで、事故の未然防止は二の次になっていることを、よく考えた方がいいような気もするけどね。
白バイなどが、相変わらず隠れて取り締まりをしているのを見かけると、「違うんじゃないの?」と思うのはオレだけか??
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