名前を変えても中身が変わってないのだから当たり前のことだが、やっぱり民進党になっても支離滅裂だ。

TPPを審議する衆議院の委員会で民進党メンバーが退席、審議拒否の愚に出た。理由は、政府の情報開示が不足しているからだという。岡田代表は、「冗談のような真っ黒な資料で審議しろというのは理解できない」だって。

よく民進党のアホさ加減を表す言葉に「ブーメラン」が使われるが、今回はそれ以下である。まず、TPPに参加意欲を示したのは旧民主党政権時の菅直人である。その後、野田佳彦も「相手国が非公開で提供している文書は、当該国の意向を尊重するのは当然」と言っていた。

それなのに野党になった今、「開示しろ!」「情報不足だ!」と騒ぐ愚かさ。結局は「反対のための反対」「批判のための批判」をしているだけ。目指せ!社民党ってところか(爆)。

なんてことはない、理由は簡単。民主党政権時の総括をしていないからだ。誰も責任を取りたくないから、衆議院を解散した野田にすべてを押し付け、本質的な反省もせず、野党になった現在も出たとこ勝負をしているからだ。

民進党は、今後も「ブーメラン」の直撃を喰らい続けるだろう。