自民党・公明党が政府に対して待機児童対策の提言を行った。朝日新聞によると「急場しのぎの保育所枠緩和 与党提言、財源不足浮彫り」という見出しになる。

記事の中でも、提言内容のすべてについて批判している。そして、最後の締めが「財源の不足が浮彫りになる」

自民・公明の提言に対する朝日新聞の論調に対して、「急場しのぎ」「財源は?」ってのは、オレもそうだと思うよ。記事の中身すべてに賛同するわけではないが、上記2点についてはそう思う。

ところで、民主・維新(最終的には野党5党で)が同様な目的で、保育士の給与アップを国の費用で行う法案提出を決めた際、朝日新聞はどう論調した? ついでに、野党5党が提出した第2子以降の児童扶養手当を引き上げる法案を提出した際、朝日新聞はどう論調した?もちろん、「急場しのぎ」「財源は?」って書いたんだよね?

なんで同じようなことをしようとしても、こう扱いが違うの??本当に朝日新聞は分かりやすい(笑)。

「与野党ともサービス合戦に終始している。一旦落ち着いて実効性のある対策を、財源まで含めてきちんと検討すべきだ」って論調するのが新聞の役割ではないか?

それを与党の対応は批判し、実質的に同程度の野党の対応には不備を知りつつ論調もしない。だから朝日新聞は信頼されない。