オボちゃんが「あの日」という手記本を出した。購入した友人がいたので、借りて読んでみた。まぁ~っ、自己正当化、自己美化、責任転嫁、被害妄想、被害者意識、不都合隠蔽、印象操作にあふれる、オボちゃんポエム本。
世間で言われているような(印象を持たれているような)事案に対する科学的反論はまったくなく、印象操作に終始している自体、科学者として出した本でない。異常なほどの自己愛ポエム能力を示したかっただけとしか思えない・・・。
もちろん、オレ(理系人間ではあるが)にはバイオというか再生生物学というかの知識はまったくない。専門的なことを書かれても分からないかもしれない。しかし、この本にはオボちゃんに不都合なことは書かれていないことは良く理解できた(笑)。
オボちゃんの言いたいことは、「わたしは悲劇のヒロイン」。これに尽きる。そのために他人に責任を押し付け、自分は嵌められたと言う。ついでにメディア被害にもあったと言う。
すべてを「自分を攻撃する悪者」と位置付けることで、「悲劇のヒロイン」を演出しようと一生懸命。悲劇のヒロインなんだから「都合の悪いことは書かないのよ♥」って感じ。
オボちゃんが「科学者」としてのプライドがほんのわずかでもあるなら、明らかに方向が間違っている。なぜオボちゃん研究室から出てきたES細胞が入った瓶に、オボちゃんの字でラベルが貼ってあったのか? 論文の最終段階で、上司の要求データが次々に都合よく出て来たのは? それなのに、理研の検証過程で要求されたデータを提出しなかったのは?ぐらいは、答えなければいけないのでは?
結局、オレの持っているコピペ、改ざん、捏造が見つかり、いろいろ指摘されるとデータや反証も出さず(まあ、出せずだけど)ゴネ出した。しかも弁護士付きで。再現実験の機会が与えられたにもかかわらず、何とか逃げようとしたあげく、始めたら始めたで時間稼ぎに終始。そして結果は出せず。という印象は翻らず。
それに、記者会見で「(STAP細胞作製に)200回成功した」と言っていたのに、本では「(作成の)途中経過の意味だった」って都合よく変遷してるし。
さらには、早稲田大博士論文からの写真流用に関しては、「私がテラトーマの写真の差し替えを忘れたことに原因があった」と書いているけど、最初の流用は9枚あり、その後の修正版でも4枚流用している。これは何?? ばれなさそうな4枚は「意図的に残した」んじゃないの?きつい言い方をすれば「意図的」とは「悪意」。
はっきり言うと、途中で何度も読むのを止めようと思ったほどだ。どんどん気分が悪くなってくるし、最後は虫唾が走った。自分で買った本だったら破り捨てていたかもしれない(笑)。
まあ冷静に考えてみると、
私がES細胞を混入させました
STAP細胞自体は、すべてでっち上げです
自分の虚栄心と自己顕示欲からやったことです
なんて、言う(書く)訳ないよな。
帯には「真実を歪めたのは誰だ?」ってあるけど、虚しいだけだね。
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