前回、民主党の日教組出身・輿石の引退を機に、日教組なんて潰してしまえと書いた。
(「輿石の引退を機に日教組なんて潰してしまえ!」参照)

輿石は引退に際して
「言いたい放題、やりたい放題やらせてもらったので、心残りはない」
と発言している。本当に言いたい放題だった。

民主党政権時、幹事長だった輿石は
「間違った情報ばかり流すなら、電波を止めてしまうぞ。政府は電波を止めることができるんだぞ」
とメディアを恫喝していた。

しかし、この発言に対して朝日新聞は騒がなかった。先日の高市総務相の電波停止を命じる可能性発言や、昨年の自民党の私的勉強会での若手議員や百田尚樹氏の発言を「言論統制だ!!」などと発◯したのとは大違いだ。

輿石は政権与党の幹事長だった。その発言は十分に重いものだ。しかも、政治的公平を問題にしているのではなく、明らかに民主党批判を封じるための発言だ。

少なくとも、同じ政権党ではあるが自民党内輪の会合での一議員や民間人の発言よりは絶対に重い!発言の是非を論じる気はないが、政府や自民党の人間だと「言論統制」になって、民主党の人間だとダンマリというのは何??

朝日新聞が民主党を応援していても構わないし、自民党を毛嫌いしていようが構わない。しかし、こういうタブスタをやっているから朝日新聞は国民から見放されるんだ。

そう言えば、朝日新聞は輿石から「またやったな、政治部長を呼んで抗議するからな」と恫喝されていたな。まさかビビったわけではあるまい。

自分が政権党幹事長(当時)から、報道に対して恫喝されたにもかかわらず、輿石を批判もしないなんて、なんて情けない新聞なんだ。

まさか、その時の憂さを自民党相手に晴らした訳じゃないんだろうな?