前回、甘利大臣の記者会見での元朝日新聞・山田厚史の勘違いっぷりを書いていて(「元朝日新聞・山田厚史の勘違いっぷりを笑おう」参照)、思い出したことがある。2014年9月の「朝日新聞問題」を扱った「朝まで生TV」に山田厚史が出ていたということ。

朝日3バカ
朝日関係者はみな「元」で、他に早野透と下村満子がいた。(白髪が山田)朝日応援団は青木理が奮闘していた(笑)。

ここでも山田は本質とはかけ離れたこと言い放っていた。まあ、朝日新聞擁護役での出演だから、当然と言えば当然だけど。

番組冒頭で山田が盛んに行っていたのが、「(慰安婦問題は)他紙も書いていた。産経も」だったな(苦笑)。当時はみんな書いていたんだから、朝日だけが悪いんじゃないという朝日新聞の惨めな言い訳を一生懸命していた。「ボクだけが悪いんじゃないよォ~! ◯◯ちゃんもやってたのにぃ~」って、小学生か!! いや、小学生に失礼だな(笑)。

前回の「元朝日新聞・山田厚史の勘違いっぷりを笑おう」で書いたが、山田は一端の「ジャーナリスト」を気取っている。この朝生でのクズ発言の数々は、「ジャーナリスト」と呼ぶに相応しいものだと、自分に誓えるのか??

それに、「慰安婦問題」における朝日新聞の「強制連行」⇒「(広義の)強制性」⇒「女性への人権侵害」という論点のすり替えを認めた瞬間に、そいつは「ジャーナリスト」でも何でもない!!! そういうヤツを「ご都合主義者」という。

新聞記者という「事実を伝える」立場のはずが、「自分の主張をする」ことが「ジャーナリスト」とでも思っているのか?しかも「その時々の自分の都合に合わせ」。恥ずかしげもなく「ジャーナリスト」なんて自分で言えるものだ!!!

ちょっと蛇足だが、「朝生」で今も覚えている衝撃発言。(不正確や多少の誇張が入っていたらゴメン)

下村満子
 「真実は神様しか分からない」(なんだそりゃ、だったら新聞なんて出せないな!)
青木理
 「いちいち裏取りなんかやってたらメディアは回らない」(確認なしで書き飛ばしてOKだったら、それはフィクションと言う)

蛇足ついでに、もう一言。
当時、朝日新聞を擁護する人たちが、「他紙も誤報をしている」と盛んに言っていた。中には、「産経新聞の編集局長が旧ソ連のスパイ活動に協力していた過去を謝罪しろ」なんてのもあった。「他紙の誤報」や「産経新聞のスパイ問題」も、そのこと自体の問題を問うからと言って、朝日新聞が免責される理由にはまったくならないということは明らかだ。

個人的には「捏造」までした朝日と、他紙の「誤報」は同じ土俵で論じるべきではないと思うが、産経のスパイ問題への謝罪要求も含め、それはそれで謝罪や対策を求めればいいだけのことだ。

繰り返すが、他社のことで朝日新聞が免責されることは絶対にない!