新語・流行語大賞が発表されたが、世相を反映しているとは思えない。まあその筋の方々が、いろいろ考えて選んでいるからしょうがないけど。
(「新語・流行語大賞は左翼の叫びでしかない」参照)

だから、一般国民の感覚とは大きくずれている。

流行語大賞 街頭アンケート
とある番組が行っていた街頭アンケート。
「爆買い」はそれなりに票が入っているが、「トリプルスリー」2票、「アベ政治を許さない」1票、「SEALDs」なんて0票!

これも、あの選考委員連中が選んだトップテンから選んでもらってるんで、個々人の流行語を言ってもらったら、たま違う結果になるだろう。

つまり、もう新語・流行語大賞を特定の人間が選ぶ意味がないということを示している。その年の世相を表す言葉なんて人によって違うんだし、もうやめた方がいいと思う。

同じように「今年の漢字」もやめた方がいいね。清水寺で発表するので、清水寺(偉いお坊さん)が選んでるって誤解している人もいるみたいだけど、主催は「日本漢字能力検定協会」。

漢検協会が選んでいるんじゃなく一般公募なんだけど、ご存知のようにこの協会は元理事長親子が法人の利益を億円単位で私的に流用していたようなクソ法人。

ちなみに昨年の漢字は「税」。得票率は5%。圧倒的多数という訳ではない。トップで5%程度なんだから、すっごくばらついているということ。流行語大賞と同様、世相を表すなんてのを選ぶのは無理がある。(今年の漢字は12月12日発表)