政治団体の政治資金収支報告書が公開されると、必ずと言っていいほど不明朗な使い方が出てくる。

今年も11月27日に公開され、早速各メディアが報道している。毎年毎年問題視されているのに、懲りずに同じことをしている議員連中。

民主党・西村正美参議院議員は、自身の経営する歯科医院に政党支部事務所を置き、その家賃と光熱費を支出していた。もう何年も前から、実質費用のかからないのに「事務所費」を支出したと何人もの議員が批判されている。

歯科医院内の小部屋を政党支部のスペースとしてアリバイ作りをしているようだが、歯科医院にもそのビルにも政党支部との看板はない。

陳くん
同様に、民主党・福山哲郎参議院議員も、ガールズバーでの飲食費を政治資金で支出している。これまた、キャバクラやクラブも含めて、何人も批判を受けているにもかかわらずである。

陳くん(福山議員)は、マスコミ関係者との懇談の待ち合わせ場所に、相手方から指定されたとか言っているが、日ごろの偉そうな物言いからすると、歯切れが悪いんじゃないの(笑)。仮に相手方が指定したとしても、不適切だからと別の場所に変えさせればいいだけの話。

さらには、民主党・小見山幸治(よしはる)参議院議員は、ライザップ(RIZAP)に支出している。政治家としてスポーツ振興に取り組んでおり、自らの体験を広く有権者に伝えたいから、政治活動の一環だと言っている。広く有権者に伝えたいなら、自分のHPにでもビフォアアフターを載せろと言いたい(笑)。まっ、身体鍛えたければ、自費でどうぞってことだ。

たまたま民主党の3人を取り上げたが、きっともっとたくさんの議員が同様に批判されるような支出をしていることは、容易に想像できる。

これだけ国民から厳しい目を向けられているにもかかわらず、政治屋連中の自分への甘さは目に余る。「李下に冠を正さず」と言う言葉を知らないのだろうか??