民主党が自ら消滅への道を突き進んでいる。10月25日に行われた宮城県議選でも7議席から5議席へ減少。共産党(8議席)にも抜かれてしまった。自民党が4議席減らした分は、共産党に吸収されてしまった。

そりゃそうだ。対案も出さず「何でも反対!」。どこかで聞いたフレーズだ(笑)。そう、社民党と一緒。(ちなみに宮城県議会選で社民党は1議席)
支持率も10%にも及ばない8.6%(NHKの10月調査)。

国民は景気回復を最重要視している。これは世論調査から明らか。未だ長いデフレの影響が残り、「アベノミクス」好感も国民すべてに行き届いている訳ではない。

こういう時に、民主党は自らの経済政策を打ち出し、自民党の対抗軸になる良いチャンスであるにも関わらず、相変わらず何もできないダメっぶりを曝け出している。

法人減税で経済活動を活発化させることで、経済を成長させ、国民の所得を増やし、最終的には税収も増やそうというのが「アベノミクス」。民主党政権時代の「暗黒経済状況」に比べれば、すべてが上向いている。

それにも係わらず、民主党は「アベノミクス」の成果を否定するばかり。非正規雇用が増えて格差が広がったなどと、共産主義政党のようなことを、お題目のように唱えているだけ。じゃあ、民主党ならどうするんだ?? の答えはまったく出て来ない。

共産党は内部留保を溜め込む大企業への課税を強化して再配分すべきだと主張しているが、主張があるだけ民主党よりましである。これの行き着く先は「企業の国営化」という共産主義統制社会だが・・・。

誤解を恐れずに言うが、この程度の格差を「格差、格差」と言うことほどアホなことはない。確かに、昔に比べれば格差は広がっているだろうが、世界中を見てみろと言いたい。アメリカはもちろんだが、あの中国(一応、共産主義国)の余りに凄い格差をどう考える?日本は自由主義国では世界一格差がない国だと、オレは思っている。

民主党は共産党が言うような共産主義的国家を目指している訳ではないだろうが、まともな経済政策の一つも出せない政党に未来はない。

共産党との選挙協力に色気を出しているようでは、まともな国民からの支持は絶対に得られない!民主党消滅へのカウントダウンはもう始まっている。