小渕優子の関連団体をめぐる政治資金規正法違反問題で、第三者委が10月19日に「小渕氏には今回の不正処理に関する法律上の責任はない」とする調査結果を公表した。

それを受け、翌20日に小渕優子自身が会見を行い、「多くの皆様にご心配とご迷惑をかけた。心からおわび申し上げる」と謝罪したうえで、議員辞職する考えはないことを明らかにした。

まあ、自分で頼んだ第三者委員会が純粋な「第三者」かと言われると・・・、なのは明白だ。「お手盛り報告」であることは否めない。小渕自身の口からも真相解明をしようとする意気込みはなく、「早く、皆が忘れてくれないかな」といった本音がにじんでいた。

ところで、この件を報じた報道ステーション。
火曜のコメンテイタ―である朝日新聞論説副主幹・立野純二が、古舘とのやり取りの中で、
「純粋な第三者と言えるのか」
「納得できないことがいっぱいある・・・」
とか言っていた。

お前は言ってはいけない!!
朝日新聞は他者の第三者委員会を批判できる立場にあるのか? 慰安婦報道の影響を検証するとか言って、第三者委員会を立ち上げたが「身内」を集めただけで、世間から大きな批判を浴びたことを忘れたのか? そして、大方の予想通り、「大甘」な報告書を出させて終わりにしたのは誰だ???

そして、その報告書を都合よく使い、社長・渡辺は何を聞かれても「第三者委員会の報告を真摯に受けとめる」とか「第三者委員会の報告にあるように」などと連呼し、自分の言葉で何ひとつ語らなかったくせに。

そんな朝日新聞関係者、特に論説副主幹という立場の立野が、自社の無様な対応を忘れたかのように小渕を批判することは天にツバを吐く愚かな行為である。

小渕優子は何ら説明責任を果たしていないし、これで終わりするなんてとんでもないことだ。しかし、朝日新聞、立野にそれを批判する資格はまったくない!!!