パクリエンブレム
2020年の東京五輪エンブレムのデザインが、モロパクリで白紙撤回されたことは当然である。デザイナーの佐野研二郎の過去の作品も、ネットユーザによって次から次にパクリが暴かれ、佐野のパクリ体質が浮かび上がっている。

佐野はエンブレムに関してパクリを認めていないが、ある意味これはデザイン業界の体質を表しているとも言える。どういうことかというと、この程度のことはデザイン業界ではパクリとは言わないということ。

今回の件で、デザイン業界から佐野を批判する声は一切聞かない。逆に佐野を擁護している連中ばかりである。そして、そういうデザイナーに限ってパクリを暴かれている。森本千絵がその典型。「この程度のことはみんなやってることだ」 これが業界の本音であり体質。

エンブレム選考委員長がいみじくも言っていた。「私らからみれば何ら問題はないが、国民には受け入れられなかった」これがデザイン業界のすべてを物語っている。

オレはデザイナーというのはクリエーターだと思っていた。しかし実態は違っているようだ。ネットやピンタレストなどから基本デザインをパクって、後で言い訳できる程度にアレンジするだけ。ただのアレンジャーでしかない。素人(一般人)のブログからもパクっていることには呆れるが。

狭い業界で賞を持ち回りで受賞し、みんなで格を上げていくという馴れ合い。今回は佐野が受賞する(選ばれる)番だっただけのこと。違うデザイナーの作品が選ばれても、きっと同様のことが起こったのではないか?

最後に、佐野の一連の対応が、より一層デザイン業界の異常さを醸し出してしまった。言い訳に終始したあげく開き直り、最後は被害者ズラして「法的措置をとるぞ!」ときた。

あれっ、どこかで似たような対応している「捏造記者」がいたなぁと笑ってしまったのはオレだけか?