健大高崎
高校野球の群馬県大会は、健大高崎が桐生一を破って甲子園行きを決めた。健大高崎は甲子園でも頑張って欲しい。

ところで、今年の群馬県高校野球界は「私学3強」と言われていたらしい。3強とは、健大高崎、桐生一、前橋育英。

ちょっと3校について、どれくらい県外出身者がいるのか調べてみた。ベンチ入りした20人のうち、県外中学出身者は
健大高崎 14人(栃木3人、沖縄3人、茨城2人、愛知1人、埼玉1人、大阪1人、千葉1人、神奈川1人、鹿児島1人)
桐生一  8人(栃木3人、埼玉3人、神奈川1人、広島1人)
前橋育英 1人(埼玉)

健大高崎が圧倒的に多い。半分以上。それに出身地も多彩。桐生一も半数近いが、比較的近県出身者が多い。それに対して、前橋育英はお隣の埼玉県が1人。ほぼ群馬県民。

別に県外出身者が多いからと言って非難するつもりはまったくない。私学だし、学校をどうやって運営していくかは自由だし。野球(スポーツ)でも進学率でも、学校の特徴を出すことは重要。新入生を集めないといけないからね。ついでながら、元強豪校の東京農大二高は6人(埼玉4人、栃木2人)。

ベスト4に入った高崎商と前橋商は、県立なので県外出身者はゼロ。と言っても、実業校は県内の学区がないので、群馬県中から集まっている。この10年で前橋商は3回、高崎商も1回甲子園に行っている。

この状況をみれば、今後県立校が甲子園に行くのは厳しい。行っても実業校。普通校が甲子園に行くのは奇跡でも起きない限り難しいね。