自民党議員の「一部マスコミを懲らしめる」発言がいまだに尾を引いているようで、左翼マスコミが相変わらず騒いでいる。

国会議員という権力を持っている側の発言だけに、軽率との批判は免れないが、一個人の意見として聞けば、だいたい正しいことを言っていると思う。

当然のことながら、「報道の自由」は尊重されなければならないのは、言うまでもない。しかし、だからと言って「何でもあり」の現状はどうなの?

例えば、政府批判のデモが行われた。参加者は100人で、主に「プロ市民」と「左翼活動家」ばかり。参加者は手に特定団体作成のきれいに印刷されたプラカードを持っている。

これをマスコミはどう報道するのか?上記の通り報道してくれれば、何の問題もない。そこに各社毎の「色」をつけた解説のを付けるのも問題ない。

ところが、一部マスコミは「政府批判のデモが開催された。主催者発表で1万人が参加。主婦やサラリーマンなど『普通の市民』が多数参加しました。参加者は自製のプラカードを手に、◯◯反対を訴えました」と報じる。

こうなると、もう「報道の自由」を逸脱しているのではないか?事実を事実として報道せず、自社の言いたいように勝手にアレンジしてしまっている。これは事実を報道しないばかりか、「捏造報道」とも言える。

主催者が1万人と言っているんだから、それをそのまま報道することが問題? という意見もあるかもしれないが、現場で見れば明らかに分かること。分かっているのに違うことを報道するのは「報道」ではない。

◯◯反対を言っていると印象操作をしたいだけ。事実と違うことを言って印象操作をするなら、それは「捏造」と言う。

現実は、こういう報道がかなり横行している。これを得意とするのは、TV局ではテレ朝、TBS、NHK。新聞では朝日、毎日、東京。

こういう「報道」を日常的にしているヤツらが、今回の自民党議員の発言に1番騒いでいるという茶番。