6月6日放送の「池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間SP」を 観たけど、一部内容があまりに酷かった。それは靖国神社を扱ったコーナー。
番組では昭和60年(1985年)に中曽根首相(当時)が「公式参拝」と言明したことが、中国・韓国が批判することになった発端のように扱っていたが、とんでもないデマだ。
中国に靖国参拝を批判するように仕向けたのは朝日新聞である。朝日新聞の加藤千洋が8月7日の「中国『日本的愛国心を問題視』」という記事を始めとする報道で、8月15日に予定されていた中曽根首相の靖国神社参拝を大々的に批判したことが始まりだ。
朝日新聞は8月15日の参拝前後も含め悪意を持った報道を繰り返した。しかし中国は何の反応も示さず、痺れを切らした朝日新聞は訪中する旧社会党の左翼連中と結託し、中国首脳に直接「ご注進」する愚挙にでる。
片棒を担いだのは田辺誠(当時社会党書記長)。8月26日に中国首脳に「ご注進」。すると、やっと朝日新聞と社会党の意を理解した姚依林副首相が、初めて政府要人として参拝を批判 。これ以降、中国・韓国が靖国参拝を批判するようになった。
つまりは、加藤千洋が参拝批判の記事を書いてから約20日、中曽根首相が公式参拝してから10日以上、中国は何の反応も示さなかったのである。
番組は、このことには一切触れていない。中曽根元首相が公式参拝をしたからではなく、朝日新聞・加藤千洋が「問題だろ?中国さん批判してくれよ」という記事を書いたからである。これを言わなかったら、靖国参拝問題の本質は語れないだろう。
また番組では靖国神社は海外で「war shrine (戦争神社)」と報じられていると言っていたが、誤解を招くものだ。これはニューヨークタイムズの反日記者が悪意をもって書いた記事が拡散しているもので、こういう表現には断固抗議しなくてはいけない。にもかかわらず、テレ朝、池上彰は他人事のように言っている。
こういうデタラメ、デマを堂々と公共の電波に乗せて放送するテレ朝。事実を知っているくせに、朝日新聞、テレ朝に迎合している池上彰。
反日プロパガンダのような放送を、堂々と行う放送局の放送免許は取り消さないといけない!
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