この前の参議院選挙に、とある地方区から立候補した、衆議院議員がいた。現職の衆議院議員が参議院に鞍替え立候補ということで、ちょっとニュースにも取り上げられていた。

まあ、衆議院議員と言っても、比例名簿の1番ケツに載っていたのが、民主党の大勝により当選しちゃった、棚ボタ議員。(元自民党のタイゾウーくん、みたいなもんだ。)
今後のことを考えれば、衆議院の比例より参議院の地方区の方が、立場的にいいと思ったのだろう。ボスの命令に逆らえなかった、が本音だけど。

ところがこの人、衆議院議員であるにもかかわらず、国会に出席しないで、地元で参議院選挙の活動をしていた。4月以降国会に1日しか出ていなかった。ある新聞にすっぱ抜かれて、非難されたあげくやっと辞めたが。

当然、そんなヤツが当選するわけがなく、あえなく落選。有権者の良識を示した。

でもこんなヤツにも、衆議院議員としての歳費が支払われていたんだよ。しかも、こいつが辞任したのが6月14日付け。6月の期末手当(ボーナス)まで、丸丸もらってるんだよ。国会に1日しか出席しないで、歳費はおろかボーナスまで。

こんなことを許していていいのか?

国会は早く、歳費の日割り化を進めろ!