阪神タイガースの本拠地、甲子園球場の所在地(西宮市甲子園町1番)を本籍地としている人が、10月26日時点で699人いるそうだ。もしかしたら、もう700人になっているかも??
2009年2月は約500人だったというから、この2年半で200人近くも増えている。約40%の増加。同時期の西宮市の本籍人口の増加率は約2.5%だそうなので、球場の増加率は際立つ。
この3年間、阪神タイガースは、優勝できるだけの戦力を持ちながら、4位、2位、4位という成績。しかも昨年のクライマックスシリーズでは、1勝もできないなど、ふがいない成績が続いている。
こんな状況に熱心なファンが、応援の意味も込めて本籍地としてるのかな?
ところで、ご存知のように、日本では本籍地は住所と関係なく、国内ならどこに置いてもよく、変更も自由である。
皇居に本籍を置く人が多いのは有名である。最近では、東京ディズニーランドに本籍を置く人も増えているようだ。
韓国に実効支配されている竹島や、ロシアに占拠されている北方領土(択捉、国後、歯舞、色丹)に本籍を置けるかというと、もちろん置ける。そりゃそうだ、日本の領土だから。尖閣諸島にだって置ける。
富士山の山頂(日本最高地点)も、沖ノ鳥島(日本最南端)も、宗谷岬(日本最北端)にも置ける。
こう考えるとけっこう楽しいけど、実際問題として各種申請や戸籍謄本の取得など、面倒くさいこともありそうだ。
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