主力を休ませて控えの7選手を先発させた「なでしこジャパン」は、格下の南アフリカと無得点ドロー。
F組の2位通過を狙って、佐々木監督が出した指示通りの結果だ。

日本の順位を左右するF組別カード(スウェーデン―カナダ)の途中経過が2―2になったと知った終盤は、得点や勝利を目指さないよう明確に求めた。
58分に投入した川澄への指示は、「カットインしての素晴らしいシュートはやめてくれ」
「コンディションを保つため。(2位通過ならば)移動がなく、この会場で準々決勝をやれる」。1位通過だと、準々決勝会場のグラスゴーまでバスと飛行機で約8時間も移動が必要で、長旅で選手が疲れるのを避けるためということだが・・・。
まあ本当は、本大会前の親善試合で完敗した米国やフランスのいるG組2位と準々決勝で当たる1位通過は、避けたかったということは明らか。
金メダルを期待される中、監督へのプレッシャーも大変なんだろうけど。でも、こういう「とらタヌ」って、けっこう裏目るんだよね。
選手への今後の影響が心配と、記者会見で問われた佐々木監督は、「勝手に心配してくれて結構」とムキになって答えていたけど、大監督になったもんだなぁ~。
コメント