柔道全階級が終了した。

金メダルが女子の1個。男子はついに初めての金メダルなし。メダルトータルは男女合わせて7個と、何とか北京に並んだが。

あららら・・・・・。

アテネで8個の金メダルを量産し、北京で4個に半減し惨敗と言われたくらいだから、今回の1個って何と表現したらいいの?

柔道も世界のトップとは、もう言えないんだね。だいたいベスト8くらいまでは残るけど、そこから上位にはなかなか進めない。良くて銅メダル。

日本の綺麗な1本狙いの柔道よりも、得点争いが中心のJUDOになったってこと。この流れに逆らい伝統とかに固執すると、益々世界から遅れをとることになる。日本柔道の転機のような気がする。

それに、一部選手の攻め手不足、もっと言えば覇気のなさには、あきれてしまった。何しにロンドンまで行ったんだ!って感じ。気合丸出しがいいとは言わないが、金メダルを取った松本選手を見るとやっぱり闘志を表に出すということは必要と思う。

まあ、次回楽しみな若手もいたけど、ほとんどの階級でこの先世界のトップに復活できるって状況でもないね。

*出場選手個々人の頑張りを否定しているわけでないので、誤解なきよう。