卓球の各国代表に中国からの帰化者が多いことを調べていたら、開催国イギリスも選手団542人のうち、1割強が帰化選手だった。

女子三段跳びのヤミレ・アルダマ選手は、2000年シドニー五輪は祖国・キューバ代表、04年アテネ五輪にはスーダン代表として出場している。今回はイギリス代表として、3回目のオリンピックに挑む。まあ、いろんな事情もあるんだろうけど、ちょっとねぇ・・・。

大会前に、「イギリス国家を歌ってくれ」と、記者からいやみな質問をされたハードル選手も、アフリカ系帰化者である。

以前から陸上界では、オイルマネーなどを背景に中東諸国が、アフリカなどから有望選手を迎え入れることが問題視されてきた。

相次ぐ帰化選手の対策に、国際陸上競技連盟では国籍変更後1年未満の場合は、その国に連続して1年居住することなどを出場条件としている。(これにひっかかったのが猫ひろし!)

イギリス国内では、「彼らが金メダルを取っても嬉しくない」と、風当たりが強いようだ。