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アテネ五輪は26歳、北京五輪では30歳でそれぞれ銅メダル。年齢的には下り坂になっても、若手と同じ練習をこなしてきた。

父で元プロレスラー・アニマル浜口の平吾氏と歩んできたレスリング人生。「ほとんどがつらい思いだった。それを無駄にしないように燃え尽きたい」とレスラー人生最後の舞台をロンドンと決めて臨んだが、厳しい結果となった。

「勝てると自分でも思った。精いっぱいやった」と言いつつも、
「このキュッと締まるレスリングシューズの感覚を感じながら、いつでも戦える状態で、これからも戦いたいって思った」。

泣きはらした目で、揺れる胸の内を語った。

「引退」を公言していた訳ではないので、厳密には「撤回」もないのだが・・・。まずはゆっくり休んで、それから結論を出してもいいと思うぞ。