8月27日の朝日新聞「声(Voice)」欄に、「領土問題は冷静に話し合おう」という投稿が載った。
要約すると、
領土問題について、挑発的な言動をすれば相手国の感情を逆なでし、亀裂を拡大するだけ。力対力では将来までしこりを残し、本当の解決にはならない。ナショナリズムをぶつけ合うのではなく、時間をかけて話し合いによって解決すべき。解決までは棚上げすればいい。
ほぉ~、なんと悠長なことを。
ちょっと例え話を。
自宅から100mの所に畑を持っていて、家庭菜園として野菜を作っていた。忙しさにかまけ、しばらく畑に行ってなかった。久しぶりに行ったら・・・。
自分の畑に誰かが野菜を作っている。隣人だ。何をやってると聞いたら、自分の土地に何を作ろうが勝手だ!と言われた。ここはオレの土地だと抗議しても聞き入れられない。後日行ってみると、畑の周りに有刺鉄線が張り巡らされていた。
しだいにどんどんエスカレートして、監視小屋まで造り、侵入を絶対に許さない、という態度だ。
土地の登記簿を持って話し合いに行くと、すっごく古い図面を持ってきて、「ひい爺さんがこの土地の持ち主だと書いてある」と言う。よく見ると書き換えた形跡もある・・・。
そんな誰が描いたか分からないような図面はダメだ!と言っても聞く耳持を持たない。遂には土地を奪おうとしていると、極悪人呼ばわりする。
こんな相手と何を冷静に話し合えばいいんだ??
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