親日派と言えば、日本を良く知り日本に好意を持っている外国人に対して使う言葉である。しかし、韓国では極悪人を指す。

韓国には、親日的な言動を禁止する多くの法律がある。なかでも2004年に制定された親日反民族特別法は、植民地時代の親日的な行動に刑事罰を課すものである。

「お前は50年前に、日本人と一緒になって韓国人を迫害した」なんて、今言われるのである。言われるだけならまだしも、実際に刑罰まで付いてくる。財産没収とか。すごい法律だ!

未だに反日感情を「コントロール」出来ないのは何故なのか??それは時の為政者が、みな反日を自分の政権のために利用してきたから。

古くは李承晩から、今の李明博まで延々と。李承晩の時代は、韓国が貧しいのは富を強奪した日本のせいだ!日本と結託して、おいしい思いをした親日派のせいだ!

まだ李承晩の1950年代の話なら、多少分からなくもないが、韓国も先進国になった今でも、李明博のように竹島や慰安婦問題で国民の反日感情を煽り、自分の人気に利用する。(もちろん李明博だけでなく、金大中も金泳三も盧武鉉も)

反日教育も徹底して行なわれ、初代韓国統監だった伊藤博文を暗殺した安重根は国民的英雄となっている。また1919年の3・1事件を象徴的な独立運動として、独立の英雄を虐殺した日本軍の非道さを教えている。

ソウルの南にある「独立記念館」では、日本支配時代の「悪行」を毒々しいろう人形で展示してあり、韓国の小学生は必ず遠足で行く。

実際に植民地時代を経験した世代より、戦後世代の方が反日感情が強いのは、こういう反日教育のすり込みによる。

李明博は大統領就任時、日韓関係の未来志向云々と言っていたが、現実には実兄や側近が逮捕されて、政治的に追い込まれると結局反日に頼る。

このように韓国は、反日を国家運営システムとして組込んでしまっている。これを崩すのは、半永久的に無理である。

韓国の中にも、間違いに気付いている人は大勢いる(はず)。でもうかつなことを言えば、「親日派」のレッテルを貼られ、社会的に抹殺されかねない。

これでは、真の「日韓未来志向」なんて、言うだけムダだ。