米海軍大学のジェームズ・ホルムス准教授は、外交誌「フォーリン・ポリシー」9月号の巻頭論文で、「2012年の日中海戦」と題し、日本と中国が尖閣諸島をめぐり軍事衝突した場合の展開を予測した。
論文は「米軍が加わらない大規模な日中海洋戦争でも日本側が有利だ」と論じている。
1)日本が兵器や要員の「質」で上位にある
2)日本は尖閣や周辺の諸島にミサイルを地上配備すれば、海洋戦でも優位となる
3)日本側は主力兵力をほぼすべて集中できるが、中国海軍は他の防衛海域が広大であり集中はできない
4)日本側は単に尖閣防衛を貫けばよく、それ以上に中国軍を追撃して撃滅する必要はない
5)中国首脳はこの種の対日戦争が、自国の経済や外交の将来をかけた海軍力の破局をもたらしかねないと認識している
などから「日本が勝つ見通しが強い」と展望した。
でも、この論文は日本が防衛や安全保障に関して、「普通の国」だといういう前提だと思うけど、実際はそうじゃないからね。
だいたい、現場(自衛隊)は非常に頑張ると思うが、肝心の政治屋連中が右往左往で役に立たないだろうね。まず、自衛隊総指揮官の首相が腹を括れないでしょ。中国に先制攻撃をされても、ビビッて反撃命令を出せないんじゃないの?
社民党あたりは、有事になっても憲法違反だ、なんだって騒ぐだろうし。そういう時は、福島瑞穂を最前線に派遣しよう(笑)。
ある意味「絵空事」なんだけど、こういう有事を想定した準備は必要。でも、肝心の政治屋連中が、政局遊びに忙しいから、ダメだね・・・。
こう考えると、現状においては「日米安保」の重要性・必要性が、良く分かるというもんだ。
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