中入りの時間を利用して、国技館の1階にある「相撲博物館」に行ってみた。

酒井忠正初代相撲博物館館長が長年にわたって収集した資料を基礎に、国技としての相撲資料の散逸を防ぐため、昭和29年(1954年)に蔵前国技館の完成と同時に開館、昭和60年(1985年)両国国技館の開館に伴い移転し現在に至っている。
展示室が1室のため常設展示ではなく、年6回の展示替を行っている。
今回展示されているのは、「行司の最高位 木村庄之助」。


歴代の木村庄之助が着用した装束。


歴代木村庄之助の軍配。2枚目の写真の軍配に書かれている「至誠如神」は近衛文麿による。

江戸・京都・大坂の三都で行われていた大相撲の行司たちを力士の番付に見立てたもの。木村庄之助は13代で、「惣後見」として中央に大きく記されている。行司の頂点に立つ存在であったことがよく分かる。文久3年(1863年)頃のもの。

展示室の側面には、歴代の横綱の写真(画)が展示されている。

初代横綱って、明石志賀之助なんだね。
相撲博物館は、本場所開催中でなくても無料で入れるとのこと。年6回展示替を行っているので、別の機会に両国方面に行く機会があったら寄ってみよう。
さてと、自席に戻って幕内の取組を観よう。
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