松江市の教育委員会が、「はだしのゲン」を小中学校の図書館から「閉架」処置したことに端を発した騒動。1週間後に松江市の教育委員会が処置を撤回し落着。

しかし、「はだしのゲン」は本当に良書なのか?

左翼議員や朝日新聞、一部の「市民」が大騒ぎして、世論を誘導した感は否めない。こういう連中はまだしも、TVインタビューなどで「閉架処置反対」を言っていた一般の方々は、「はだしのゲン」を全巻読んだことがあるのか?本当に原爆や戦争を扱った、「良質の漫画」なのか?

「はだしのゲン」は「週刊少年ジャンプ」で連載が始まった。ちなみにオレは、オンタイムで読んでいた(歳がばれる)。しかし、「週刊少年ジャンプ」での連載は1年半で終了する。

以後の連載誌はというと、
 「市民」 左派系オピニオン雑誌
 「文化評論」 共産党系の論壇誌(機関誌)
 「教育評論」 日教組機関誌
と言う経緯をたどる。ちなみに、「市民」での連載再開を勧めたのは朝日新聞の記者である。

だいたい雑誌の性格を見れば、内容が変質していくのは容易に想像できる。

よくTVニュースに写っていた単行本(赤を中心とした表紙のもの)は汐文社発行で10巻からなる。1~4巻は週刊少年ジャンプ連載分、5巻以降はその後の連載分。

松江市教育員会が問題にしたのは、この後半部分。特に10巻。日教組の機関誌に連載されていた分だ。

「はだしのゲン」は小中学校の図書館に置いてある唯一の漫画である。(漫画・日本史みたいなのを除く) それは、日教組の反日思想とぴったりだからである。

反天皇制、反君が代・日の丸、旧日本軍の侵略・悪行。日教組思想のてんこ盛りである(笑)。

そりゃそうだ、日教組の機関誌で連載していたんだから、日教組の思想が入るのは当たり前。

「はだしのゲン」を良質の漫画と思っている人がいるなら、全巻読んで欲しい。市町村の図書館にあるはずだ。前半の原爆を扱った部分のみのイメージで、「良い漫画」と思っている人も多いのではないか?

とにかく全巻読んでから「はだしのゲン」を評価してほしい。