小泉元首相が、最近やたらと「脱原発」「原発即ゼロ」と騒ぎ出した。以前は内々の会合などで発言していたが、ついには外国人記者クラブで会見を行うなど、本気モードを出してきた。
一部メディアには大受けで、特に朝日新聞からは大絶賛を受けている。論説委員が「小泉発言(脱原発のこと)が頭にこびりついて離れない」と幼稚なことを紙面に書いたほどだ。
別に小泉が何を言おうがどうでもいいんだけど、その発言の中身の無さには呆れてしまう。
結局言いたいことは、「核廃棄物の最終処分場が無いから、原発はゼロがいい」。これだけ。俗に言う「トイレ無きマンション説」だ。
代替えエネルギーに関して何か考えがあるかと言うと、「知恵のある人がいい案を出してくれる」。
つまり、非常に無責任な発言なのだ。
「10万年後の安全」というドキュメンタリーに触発され、そこ(フィンランド)に実際に行き決意を新たにしたようだ。
以前は積極的に原発を推進していたが、あっさりと宗旨替え。別に考えが変わっても構わない。しかし、もう少し論理的にものごとを語ってくれないと・・・。
福島瑞穂のような「電気は足りている」から原発不要との狭視眼的発想と
同じレベルである。
高効率・低コストの代替えエネルギーがない、老朽化した火力発電所をフル稼働させてしのいでいる現状なんて、まったく目に入らないようだ。バカ高い電気料金は企業だけじゃなく、一般国民をも苦しめている。
精神科医で京大講師の片田珠美氏のコメント(ちょっと長いけど)。「昔のようにスポットライトが当たらなくなると、かつての成功が忘れられず今度は脱原発というワンフレーズで、もう一度注目を浴びようとしている。一般的にはスポットライト症候群と言う。これは常に注目を浴びていないと気が済まず、自己愛が異常に強いことが特徴」
なるほど。
横須賀で静かにしてればいいのに、鳩山由紀夫、菅直人と同レベルまで落ちちゃったね。
さらには、科学的な根拠なくワーワー不安を煽っているだけの、どこぞのアホとも同レベルだ!
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