ノルディック複合男子ノーマルヒルで、渡部暁斗が銀メダルを獲得した。渡部は前半のジャンプで2位につけ、トップと6秒差でクロスカントリーをスタート。4秒及ばなかったが、金メダルを獲得したエリック・フレンツェル(ドイツ)と最後まで接戦を演じた。

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五輪同種目での日本人のメダルは、1994年リレハンメル五輪以来20年ぶり2人目。(同五輪の複合団体は金メダル)

日本が強った頃は、ジャンプで圧倒的なリードを奪い、クロスカントリーを逃げ切るという戦法だったが、ルール変更などでジャンプの比率が低くなり、苦戦の原因となっていた。

渡部が銀メダルを取れた理由としては、やっぱり前半のジャンプが完璧だったということ。渡部はクロスカントリーも強いので、ジャンプの結果でメダルが確定したと言っても過言ではない。

ところで、テレ東のキャスターを務めていた荻原次晴が号泣したのを見て、思わずもらい泣きしてしまった。複合関係者からしたら、この20年は長かったんだね。