男子スピードスケート500メートルで、加藤5位、長島6位と残念な結果に終わった。
500メートルは、男子スピードスケートにとって頼みの綱だった。中・長距離は世界と勝負するには大きな差がついており、1000メートルも今大会35位と36位。トップとの差は4秒近い惨敗。
では、次回捲土重来が期待できるかというと、これがけっこう厳しい状況。
加藤は28歳、長島は31歳と4年後を期待するのは酷というもの。今大会、500メートルには加藤、長島の他、及川と上條が出場したが、及川は15位、上條は20位。
及川は06年のトリノ五輪4位の実績を持つが、既に33歳。上條も27歳と微妙な年齢。しかもレース後の本人コメントは「すべてを出し切った。世界では通用しないと痛感した」
次回、男子500メートルでメダルが狙えるような新しい人材は、残念ながら見当たらない。
男子500メートル、栄光のメダリスト。
1980年 サラエボ 銀メダル 北沢欣浩
1988年 カルガリー 銅メダル 黒岩彰
1992年 アルベールビル 銀メダル 黒岩敏幸
銅メダル 井上純一
1994年 リレハンメル 銅メダル 堀井学
1998年 長野 金メダル 清水宏保
2002年 ソルトレイクシティ 銅メダル 清水宏保
2010年 バンクーバー 銀メダル 長島圭一郎
銅メダル 加藤条治
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