全聾の作曲者で、現代のベートーベンと持てはやされた佐村河内守氏が、ゴーストライターを使っていた問題で、朝日新聞が「佐村河内守氏問題への自戒」という反省記事を載せたんだけど、これが反省のかけらもない記事で・・・。

記事は吉田純子という記者が書いている。こいつは過去2回、佐村河内氏を持ち上げる記事を書いているらしいけど。

「熱狂の一翼を担っていた『私たち』記者も~」。もういきなり、騙されていたのは私だけではなく『私たち』で、悪いのは私だけではない! って開き直りから始まる。

「取材中かすかな違和感を感じ始めていた」。なんとなくおかしいと思ってたんだよな、と言い訳。

「氏にとりわけ強い光を当てたのはNHKスペシャルだ」。NHKスペシャルが一番悪いんだよ、と他社へ押し付け。

「増幅した偽りは、現代の商業主義の落とし穴をあぶりだした」。作品の評価よりもCD会社や興行主の都合の良い売り文句が世間を煽ったんだから、CD会社や興行主も悪いんだ。

「彼が障害を印籠に偽りの連帯を作りだそうとしていることに、『関係者』は誰も気付けなかった」。またもや、気付かなかったのは私だけじゃない。

「佐村河内氏と『私たち』は多くの人々を傷つけた」。またまた、私だけじゃない『私たち』みんなだ。

最後に「自戒の礎としたい」と書いているが、上記のように「私だけじゃない」を連発、「一番悪いのはNHKスペシャルだ」的なことを書いてるヤツが「自戒」なんてできる訳がない。

考えてみればすぐ分かる。いたずらをした子どもに、「反省しろ!」って叱ったら、「だってぇ~、〇〇ちゃんもやってたし、△△くんもやってた。それに1番悪いのは◇◇ちゃんだよぉ~。私だけが悪いんじゃないよぉ~」と口ごたえ。

人のことはいいから、まず自分のことを反省しろ! って、また叱られるパターン。うぅ~ん、困ったちゃんレベル。

朝日新聞は、北朝鮮を「地上の楽園」と煽り、慰安婦問題を捏造し、歴史教科書問題で大誤報。いまだまったく謝罪どころか反省もしていないクズ新聞である。多分、この吉田純子という記者は「文化部」だと思うが、こんな反省文もどきを載せて、朝日新聞としては幕引きか?

やっぱり朝日新聞はクズ新聞だということを、自から証明したようなもんだな。