韓国の旅客船「セウォル号」が沈没してから、早や1ヶ月以上が経った。にもかかわらず、未だにすべての犠牲者を収容できていない。まあ、いろいろ難しい面もあるんだろうけど・・・。

韓国が日本の支援申し出を断ったことは知られているけど、実はその裏で日本へ「セウォル号」の設計図をくれと泣きついたことは、ほとんど報道されていない。

韓国の海洋警察が捜査したところ、どこにも「セウォル号」の設計図がなかったのだ。日本の船舶会社が韓国に売却した際には、設計図を渡しているがそれを紛失したようだ。

実は韓国側は「セウォル号」を「鉄くず」として購入していた。韓国では、海外の中古船を「鉄くず」という名目で購入し、実際は客船として利用することが頻繁に行われている。鉄くずなら税金が安くて済むし、もちろん設計図など不要になる。

でも客船として運航しているんだから、設計図がなければ船舶検査ができないが、韓国ではどうやって合格したのか?

つまり、韓国当局と船会社は「ズブズブ」の関係にあり、設計図なんてなくても変な改造していていても、みんな合格してしまうということ。「鉄くず」として購入した中古船が、立派な客船に簡単に「化けて」しまうのだ。

ここが韓国社会の問題点で、政官業の癒着がひどいということ(日本でもまだあるけどね)。こういうところを改善していかなければいけないのに、船長や乗組員が悪い、船会社のオーナーが悪いと、犯人探しに終始しているところが、韓国の後進国っぷりを表している。

最後に、日本政府は韓国海洋警察に「セウォル号」の設計図を提供したけど、韓国からは「この件は内密に!」だってさ。どこまで「反日」と「面子」が大事なんだよ!

関連
 「人命よりも面子と反日
 「旅客船沈没事故にみる韓国の後進国っぷり