6月26日に滋賀県知事選挙が告示された。朝日新聞はこの滋賀県知事選の争点に、どうしても脱原発を据えたいようだ。
滋賀県に原発はないが、福井県にある原発から30km圏の防災対策重点区域には入るとしきりに言う。
民主党推薦候補が「原発ゼロ」を訴えていると嬉しそうに書く。さらには、小泉・細川の老害コンビの名をだし、連携も期待できるだって。そして、自民・公明が推薦する候補が原発問題に触れなことを「原発隠し」と盛んに批判する。
しかし朝日新聞も懲りないヤツだ(笑)。2月に行われた東京都知事選で、朝日新聞は脱原発が最大の争点だとしきりに煽っていたが、世論調査をすれば脱原発は下の方。都民の意識は全然違った。
そうすると、朝日新聞は争点は脱原発だけではないと、自らの言動を否定する論調を始め失笑を買った。
どうやら今回の滋賀県知事選でも同じ轍を踏むようだ。朝日新聞がどんなに脱原発を煽っても、県民の意識は「景気」「雇用」であり、アベノミクスの地方への効果波及である。
ちなみに現職の知事は嘉田由紀子である(今回不出馬)。「卒原発」を掲げ、あの小沢一郎と組んで日本未来の党なんぞと言うのを作って2012年の衆院選に打って出て、61議席から9議席へと大惨敗した人である。
あげくに小沢から見捨てられ、みじめな姿をさらしていた恥さらしだ。
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