6月30日の朝日新聞社会面「白紙委任はしていない」という集団的自衛権の行使容認反対の記事の中で、佐賀大学の畑山敏夫という政治学の教授が信じられないことを言っていた。

「若い人にとって、安全保障は直接生活に関わることではないが、それは憲法9条の恩恵を受けてきたからこそだ」

唖然、驚愕のコメント。

憲法9条があるからこそ、日本は平和で経済発展してこれた、なんて考えている人間が少なからずいることは承知しているが、政治学が専門の国立大学の教授がねぇ・・・。

日本が経済優先の政策を行い経済的に発展してこれたのは、日米安保により安全保障を米国にゆだねてきたからではないか。日本が変な意味で他国からちょっかいを出されなかったのは、米国という後ろ盾があったからに他ならない。

憲法9条なんて、なんの役にもたっていない。本当に日本が憲法9条のおかげで戦後の発展を果たしたのならば、なぜ他国がその趣旨を導入しようとしない?

本当に憲法9条のおかけで今の日本があると言うなら、中国に行って天安門広場で「憲法9条を導入せよ!」と連呼してきたらいかが?

佐賀大学の学生さん、大変だね。こんなのが「教授」という肩書で学内を闊歩してんだから。