救世忍者乱丸と聞いて、その素性の分かる人はそんなにいないと思う。彼女(女性なのだ)はプロレスラー!
オレも知らなかった。オレの場合、1990年代は女子プロレスを頻繁に観戦していたのだが、2000年代以降まったく機会がなくなってしまった。
それが今年の5月連休に久しぶりに観戦し、また女子プロレスの面白さを思い出し、動画サイトやDVDで観るようになった。なかなか生観戦に行けないのは残念だ。だって群馬に来ないんだもん。
そんな中で、救世忍者乱丸のことを知り、またひょんなことから彼女のこれまでの生涯やプロレスラー生活、病気のことなどを知り、いたく感動してしまった。ちょっと(というかかなり)涙が出てしまった。
3歳の時小児ガンのため片目の眼球を摘出。以後、義眼
大学時代、空手で世界大会に出場
プロレスラーを志すが、義眼を理由に断られる
アニマル浜口ジムで猛特訓
晴れて、某団体に入門するが、いじめにあう
失意のうちに1年半で退団
ジャガー横田の誘いで再度プロレスラーへ
プロレスラーとして脂がのって来たときに急速進行性糸球体腎炎
という腎臓病を患う
再起は不可能と医師から言われる
2年後涙ぐましい努力の結果、奇跡の復帰
文章で羅列しても伝わらないかもしれないけど・・・。
関西ローカルなどでは、けっこうドキュメント番組に取り上げられているらしい。そんななか、TV東京で放送された「生きるを伝える」という番組を見つけた。是非観て。たった3分ちょっとだけど、上の文章よりかは伝わるかも。
ハンデを乗り越え叶えた夢 義眼のプロレスラー「乱丸さん」
*追記
確認したところ、スマホでは観られないことが分かりました。申し訳ありません。PCで観てください。
乱丸のブログに書かれていた言葉。
数ある人生のターニングポイントで、ギリギリのところで手を伸ばしたら、この手をギュッと掴んでくれる・・・。そんな想いを、いつか返せたらなぁってずっと思っていました。
これを実践するため、乱丸は中・高校などを中心に講演活動を行っている。
救世忍者乱丸はコミカルレスラーである。これはプロレスラーになった後の患った大病の影響かもしれない。でも、楽しいプロレスを実践している。本当に楽しいし、面白い。オレは大ファンになった!
YouTubeにアップされている動画を観て楽しんで欲しい。(有料放送の動画みたいなので、いつ削除されるか微妙だけど)
頑張れ、救世忍者乱丸! これからも楽しませてくれ。
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