朝日新聞の記者が任天堂・岩田社長のインタビュー記事を「捏造」していた件は既に書いた。(「まだまだあるぞ! 朝日新聞の捏造記事 その2」参照)
2年前の捏造記事がばれそうになって、突然9月14日に「お詫び記事」を載せたのだ。その「捏造」記事を書いたのは高木真也。その高木真也が、現在も普通に記事を書いているのだ。
9月19日の朝日新聞経済面の「東京ゲームショウ」に関する記事。載っていた写真が9月18日撮影とあったので、高木は何のお咎めもなく「東京ゲームショウ」を取材し、あろうことか署名記事まで書いている。
実は、「捏造」の件で週刊文春が問い合わせをしたのが9月12日。そして9月13日に「お詫び」記事作成。9月14日の紙面に載せたという経緯。普通の会社なら高木は9月12日の時点で「謹慎」の身。
ところが、朝日新聞は9月18日に高木を「東京ゲームショウ」の取材に行かせ、記事を書かせ、9月19日の紙面に載せるということをやっている。しかも署名記事!
つまり、朝日新聞における記事の「捏造」、その「隠蔽」なんてのは、これっぽっちも悪いことではないようだ。
「食材偽装をした料理人が、相変わらず料理を作っているレストラン」「談合を仕切っていた人間が、再度入札に参加する建設会社」みたいなもんか。
まさしく、これが朝日新聞の体質だ! 任天堂社長インタビュー「捏造」を報じた週刊文春に、高木真也の名前は出て来ない。高木が「捏造犯」だとは、現時点では一般的には世間に知られていない。
そう、朝日新聞は「ばれてないのでOK」と、高木に記事を書かせたとしか思えない。
だいたい、記事を「捏造」したあげく2年間も「隠蔽」していた記者を使わないといけないほど、朝日新聞に人材はいないのか?それとも高木が、何人にも代えがたい程の優秀な記者なのか?
こんな朝日新聞が「再生」などと寝言を言ってみたところで、誰も聞く耳を持たないだろう。
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