前回に引き続き、大橋巨泉のコラムを読んでの感想等々。
アベノミクスは失敗だと野党は言っているが、どうなれば成功で現状のどこが失敗なのかよく分からない言い分だ。恩恵を受けているのは大企業だけ、地方へは浸透していないと言われるが、オレもそうだと思うよ。
でも、円高とデフレスパイラルに陥っていた数年前に比べたら、経済は大きく回復していると思うのはオレだけかな? まあ、オレも大成功だとは思ってないが、まだ道半ばってところなんだから、もう少しこの先を見る必要もあるのでは?
ところで、経済状況に関して民主党には発言権がない。デフレに対してまったく有効な政策を立案できず、日本経済をどん底に突き落とした罪は非常に重い。
現在、回復基調から停滞気味なのは確かだが、民主党政権時代とは比べようもなく回復している。民主党は政権時代の総括なくして、経済について発言してはいけない。
アベノミクスを失敗だと言っている人は、民主党時代の経済状況を忘れているのではないか? もしくは意図的になかったことにしてる? とにかく、たった2年前のことであるので、よく思い出して欲しい(笑)。
次いで野党の選挙協力に関してだが、前回の野党候補の合計が自民候補を上回っている選挙区が多いので、統一候補化ができればオセロゲームのようにひっくり返ってもおかしくないという。
ははぁ~っ、そういうのを机上の空論と言う。朝日新聞の前田直人は、一生懸命これをコラムで書いていた。こういう選挙区がいくつあるからどうのって(笑)。相変わらず幼稚でレベルが低いヤツだ。大新聞までもがこんな幼稚なことを書いているんだから、大橋巨泉を笑っちゃ悪いかもしれない。
重要なのは、どの政党・候補者が言っている政策が良いかを、きちんと判断して投票するということだろう。それなくして何の選挙だ。
大新聞が率先して机上の足し算で、統一候補になれば勝てる、なんて書いてるから、投票率がどんどん下がっていくんじゃないのか?朝日新聞のレベルの低さを表しているだけ、ということかもね。
今回、タイトルを大橋巨泉にしたけど、巨泉に限らず左翼系のメディア、評論家が、だいたい同じことを言っているのが非常に滑稽だ。自らの政策で多数をとるためには選挙しかないのに、それに屁理屈をつけて反対していることが、まったく理解できない。
この2年間、無為無策で過ごしてきたことを、自ら証明しているだけである。恥ずかしい連中だ。野党なら「待ってました、やっと選挙だ」ってならなきゃウソだ(笑)。
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