衆議院選の結果を受け、朝日新聞がまた思考停止に陥り、「民意は数の多寡だけで はかられるべきものではない」などと民主主義を否定する支離滅裂なことを言いだしたことは前回書いた。(「朝日新聞の支離滅裂」)

朝日新聞以外の左翼メディアも、だいたい同じことを書いてる。
「この審判で『安倍政治』全般が信任されたわけではない」(毎日新聞)
「低投票率での選挙だっただけに国民が白紙委任したわけではないことは明白だ」(時事通信)
「安倍政権は全有権者の三割に満たない支持しか得られていないことを自覚しなければならない」(中日新聞)

朝日新聞他、左翼メディアの言いたいことは、低投票率だったから「民意」は反映していない。なぜなら、棄権した人は安倍政権・与党を支持してない。でも、沖縄の小選挙区で自民党が全敗したことを受け、沖縄だけは「民意」が示されたってこと。

投票率の全国平均と沖縄は、ほぼ同じ(沖縄の方が若干低い)。棄権した人の理由などを全国的に調査した結果はない。同じ投票率でも、「民意」だったり「民意」でなかったり。

明らかに論理矛盾を引き起こしており、都合の良い事象だけを摘まんでいる。そうして自己の思想を声高に叫ぶ。

ここで、もう1社、衆議院選結果の記事を紹介する。「自民が大勝しても投票率が低ければ民意を反映したとは言えない」先に書いた朝日、毎日などと同じ論調である。

さあ、どこでしょう??
正解は、中国・新華社通信!!

新華社通信は日本の左翼メディアとまったく同じことを言っている。
日本の左翼メディアは新華社通信とまったく同じことを言っている。
どっちが正しいかは別として、朝日、毎日、中日(東京)、時事通信はどこの国のメディアなんだろう??

改めて思うのは、こういう左翼メディアは、どういう日本にしたいんだろう??目指す国はどこだ??新華社と同じことを言うってことは、まさか中国じゃないだろうね。

本来なら左翼メディアが一番毛嫌いしなければいけない国が中国である。中国と言ったら、軍事大国で現在進行形で他国を侵略していて、報道の自由も何にもない国だよ。しかも共産党独裁政権。

でも左翼メディアは中国が大好きである。仮に安倍政権が中国と同じことを目指したとしたら(そんなことは100%ないが)、左翼メディアはどういう態度に出るのだろう?

もちろん大批判の嵐が吹き荒れるだろう。だったら中国にも同じ態度を取れと言いたい。

結局、左翼メディアは論理矛盾だ(爆笑)!!!